12345TOTAL
千束ファイターズ0024915
東一キングス野球クラブ000022

大田スタジアムでの、多少連Bリーグ戦決勝戦。
後攻、先発はゆうた。

1表
初の大田スタジアム。
先発ゆうた、堂々と初球ストライクを投げ込みゲーム開始。

先頭1番をピッチャーフライに討ち取り1アウト。
2番の痛烈な当たりをショートりょうがが懸命に飛びつくも、惜しくもアウトとれず出塁を許す。
続く3番はフォアボールとし、1アウト2・3塁のピンチを招く。

これまでのキングスナインであれば、ピンチで声が繋げられなくなり、失点を重ねていったところ。
しかし、ここ数試合で確実に強くなったキングス。ベンチからの声援もあり、続く強打者4番をピッチャーフライに、5番のライトへの痛烈な当たりもあきひろが狙いすましたファーストへの素早い送球でアウトにし、ピンチを凌ぐ。

1裏
ゆうた好投に応え、なんとか点を取りたいキングス。
積極的に振りに行くも、相手ピッチャー好投、サードの好守備などで無得点。

2表
ゆうた、この回も好投。ピッチャーフライと内野ゴロで無失点に抑える。

2裏
5番りょうがが四球を選び出塁。巧みなリードで相手ピッチャーの牽制エラーを誘い、三塁まで進塁。
2アウト3塁のチャンス。7番せいじがセンター方向への強打。抜ければ先制確実な強打も、セカンドのダイビングキャッチで惜しくも先制ならず。

3表
リリーフよしとに。先頭1番・2番をフライアウトに打ち取りツーアウト。
しかし、3番に右中間へのヒットで出塁を許し、続く強打者4番に柵越えの豪快なホームランを浴び、2失点。
肩を落としたよしとを励ますキングスナイン。5番のショートフライをりょうががしっかりとキャッチし、スリーアウト。

3裏
なんとしても逆転したいキングス。先頭7番よしと・2番ごうがフォアボールで出塁、チャンスを作るも得点につなげられず。

4表
前回の失点をひきずってしまったよしと。それを支えきれなかったキングスナイン、ベンチ。
四球などでノーアウト満塁のピンチとなり、ピッチャーゆうたが救援に入るも、1番のレフト越えのヒットなどで4失点。
6-0と点差を開かされる。

4裏
4番からの好打順も、リリーフピッチャーに3つの内野ゴロに討ち取られ無得点。

5表
ゆうた、制球に苦しみ、先頭6番・7番をフォアボール。
ここでリリーフりゅうとに変わるも、勢いづいた千束打線につかまり、取れるアウトもエラーが重なり9失点。

5裏
15点差をつけられ、コールド負けのかかった重要な回。なんとしても得点したいキングス。
先頭7番せいじがツーツーから5つのファールで粘りフォアボールで出塁。続くよしとも際どい遊ゴロを懸命に走りノーアウト1・2塁のチャンスを作る。

しかしここで2塁への好牽制。すきをつかれたせいじがアウトを取られ、1アウト。
りゅうとのライト前ヒットでよしとを帰し、さらにごうの痛烈なセンター方向へのヒットでりゅうとも帰して2点を返す。
続く3番ゆうたも焦らずじっくりと球を見てフォアボールで出塁し、チャンスを広げる。

ツーアウト1・2塁。4番せいしろう、サードゴロエラーでチャンスを繋げられるか、というところも、千束ナインが落ち着いたプレーでセカンドランナーにタッチし、スリーアウトとなる。
ここで、5回コールドでゲームセット。

<総評>
強豪、千束ファイターズさんを相手に、前半戦は引き締まった素晴らしい試合を見せてくれたキングスナイン。
エラーがあっても、下を向かず次のプレーへの声掛けを怠らなかったのは、素晴らしい成長だったと思います。
ここ数試合での成長を、決勝戦の大舞台で発揮できたこと。素晴らしいの一言です。
ベンチから精一杯声を張り上げて盛り上げたそうたや、コーチャーで入ったしょうたろう、懸命にボール係をして出場機会を得たゆうのすけ達4年も頑張ってくれていました。来年の活躍が楽しみです。

しかし、残念ながら、後半ピンチを守りきれなかったキングス。
出場できなかったメンバーを含め、後半のキングスは、だらしさの目立つチームに成り下がってしまっていたと思います。

エラーやミス、打たれてしまったことは、仕方がない。
初回もエラーがありましたが、チーム一丸となって支えることができていたよね。
それが、崩れていってしまったのは何故だろう。

大量の点差でも、ワンプレーずつ気を抜かず、勝つために正々堂々と戦っていた千束ナインから学ぶことは非常に多かったと思います。

準優勝おめでとうとはとても言えない試合結果になってしまいました。
しかし、何故負けたのかを一人ひとりが見つめ直し、来年にどう繋げて行けばよいのか考えさせられる試合だったと思います。

ただ反省するだけでは何も始まりません。
反省から、生活・練習を見直し、新たな目標に向けて、精一杯やるべきことをやっていきましょう。

そして、来年こそ、笑顔で優勝旗を持って帰ろう!!


千束ファイターズさん、優勝おめでとうございました。
応援いただいた父母の皆様。残念な結果ではありましたが、子どもたちがしっかりとこの敗戦に向き合って、更に成長していってくれることは信じて疑いません。
ご声援、さらなるサポートを、引き続きよろしくお願いいたします!