123456TOTAL
調布大塚ファイターズ3010015
東一キングス野球クラブ200206
多少連トーナメント(Bチーム優勝)

高気温、台風など異常気象が重なりここまで開催できていなかった春季トーナメントの決勝戦。

勝てばBチーム初の優勝旗を手にすることができる大事な一戦。相手は強豪調布大塚ファイターズさん。

キングス先攻
先発はりゅうへい

1表
重要な立ち上がり。
全員の動きが固く、2四球、2エラー(WP、FC)、2被安打に加え、足でもかき回され3点を先制される。
良い点としては7番の中前安打で2塁ランナーがホームを狙った時、そうたが失敗を恐れずチャージして素早くホームへ送球。アウトを取った場面は素晴らしかったと思います。

1裏
1アウト後、2番ゆうとが四球で出塁、3番りゅうへいは三ゴロも相手エラーで出塁。ワイルドピッチでランナー2、3塁となり4番ゆうせいの遊ゴロを1塁に投げた瞬間3塁ランナーのゆうとがスタート、1塁からホームへ良いボールが返球されるも回り込んでスライディングし間一髪セーフ。1点を返す。チャンスは続き2死3塁、ここで5番そうたの当たりがピッチャーが弾き競争になったが駆け抜けてセーフの判定。これで2点目を返す。この後四球2個で2死満塁にするが内野ゴロでチェンジ。この回合計2点を返す

2表
三振、左フライ、三振と13球で抑える。

2裏
9番Jr.が四球で出塁するも盗塁失敗で1アウト。続く打者も左フライ、三フライでこの回反撃できず。

3表
先頭打者を遊ゴロで打ち取るも、続く3番に中前安打を
打たれ送球が乱れる間に2塁に進まれる。ここで2塁牽制。ピッチャーへの返球で連携が乱れボールが転々としボールデッド。テイク2ベースとなりランナーホームイン。4点目を奪われる。その後は三ゴロが3連続で飛び、ゆうたの必死のプレーで何とか切り抜ける。

3裏
りゅうへいが相手エラーで出塁する。続くゆうせいの遊ゴロでランナーが入れ替わり1死1塁。すかさず盗塁を決め、続くそうたが中越2塁打で1点を返す。2死3塁となったところで相手がワイルドピッチ、更に1点を返しついに同点に追い付く。

4表
三ゴロ、四球、遊フライ、二ゴロで無失点に抑える。

4裏
先頭のさとるが四球で出塁するも、三振、投フライ、三フライで無得点。
同点のまま最終回へ。

5表
三振、左安打、一ゴロ、遊ゴロでこの回も無失点で抑える。

5裏
二直、四球、三ゴロ、三振でこちらも無得点に抑えられる。

ここで規定により無死満塁から始まるタイブレークに突入。キングスBチームは初体験。   

6表(タイブレーク)
内野前進守備。

無死満塁。
先頭打者は高いバウンドの二ゴロ。せいごがしっかり捕球するも本塁間に合わないタイミング、周りからは1塁送球の指示。しっかり1死を取る。

1死2、3塁。
引き続き前進守備。
もう1点も与えないという気持ちが前面に。
ランナーが詰まっていない為、タッチプレーが必要な事を声を掛け合い確認。
続く打者はショートへの強い打球。これをゆうとが前に出ながら捕球し迷わずホームへ送球。ゆうせいもしっかりキャッチしタッチ。ランナーと激突するもボールをこぼさずこれで2死。

2死1、3塁
ここで守備は通常ポジションへ。盗塁で2死2、3塁。ここでりゅうへいが踏ん張り空振りの三振を奪う。チェンジ。
初めてのタイブレークを最少失点の1点で切り抜ける。

6裏(タイブレーク)
無死満塁

先頭打者は今日初スタメンで奮闘を続けていた4年生のゆうた。
ファウル2球と粘った後の5球目を思いきってスイング。その大きな飛球がレフト線に落ちフェアの判定。サヨナラ2塁打となり6-5で勝利。多少連春季トーナメント大会で優勝を掴み取りました。

【総評】
初優勝おめでとう。
一進一退の展開でしたが、特に終盤に向けて集中力を高めて行けた所は成長を感じました。
新人戦を含めこれまでの課題は勝っている時、自分達のペースで試合を進めている時は非常に集中力を発揮するのに、負けている時、劣勢の時は声が出なくなる、不機嫌な態度が出る所でした。
今日は常にリードを許す展開でしたが食らいついてあきらめない気持ちをベンチで見ていても感じる事ができました。

りゅうへいは調子が悪いながら6回をよく投げきりました。守備陣もよく声が出ていて、イージーミスはありませんでした。あと特にタイブレークではみんなが声を掛け合って次にするプレーを確認し合っていた所は素晴らしいと思いました。これを常に出来るようになれば守備力がもっと上がるので続けていきましょう。
打撃に関しては長短打合わせて3本のヒット、四球は6個選びました。レベルの高い相手との試合では簡単に安打を打てない事も多いです。ただしっかりとボールを見極めて対応することで安打を打たなくてもチャンスが生まれる事もあります。これからも打席では粘り強く、集中してプレーしてください。
走塁とサインプレーに関しては今日もサイン無視がありましたね。野球はチームスポーツです。サインが何故あると思いますか?野球という競技は状況に合わせて色々仕掛けることで少ないチャンスをものにしなくては中々点数が入りません。今日の結果を見てもチームで3安打ですよ。これまでは相手もエラーする、キャッチャーからセカンドへはボールが届かない等、適当に走ってもセーフになる事は多かったと思います。
これからは一瞬のスタート遅れがアウトになる位の相手チームの方が多くなります。前も書きましたが、投げる、取る、打つだけが野球では無いですよ。今回の失敗を繰り返さないように再度サインの重要性をみんなで確認して行きましょう。
今回優勝することで嬉しいと共に達成感を味わえたと思います。これから挑む大会でもこの気持ちをみんなで味わえるようにこれからも1戦1戦を大切もっと成長して強いチームになっていこう。これから君達の挑戦はまだまだ続きます。今日のような接戦が多くなると思います。そんな時はみんなで声を掛け合って、笑顔で乗り越えて行きましょう。優勝おめでとう!!!

来週から多少連秋季トーナメント、関団連トーナメントが始まります。優勝するという強い気持ちを持って練習に励んでいきましょう。

暑い中応援に来て頂いた父母の皆さんいつもありがとうございます。
今回優勝という最高の成績で終えることができました。これからも次の優勝に向かって1戦1戦頑張って行きますので引き続き子供達の応援宜しくお願いします。

調布大塚ファイターズさん今日は対戦ありがとうございました。こらからも宜しくお願いします。