12345TOTAL
東一キングス野球クラブ000505
南大沢オークスさん100113

<6/25(日)雨>
6時40分集合。大田区は雨。中止の雰囲気が漂う中、7時に電話で確認。
開催されることを確認し丸子橋グラウンドを出発。
八王子方面に進めば進むほど、どんどん雨が強くなっていく。本当に開催されるのだろうか。
誰もがそう思っていたが、八王子滝ガ原グラウンドに着くと雨があがっていた。
いや、なぜかこのグランドだけほとんど雨が降っていない。
この日を待ち遠しにしていた63チーム約1200名の子どもたちへの神様からのプレゼントだろう。

 

9時に予定通り開会式スタート。
やはり各支部を勝ち上がってきた63チームの子どもたちの顔つきは自信に満ち溢れている。
フィールドフォース社からの学童野球への熱い想いのあいさつがあり、開会式は無事終わった。

 

1試合目が始まった。我々キングスは2試合目。
滝ガ原に響き渡る大きな声。ピリッとした緊張感が伝わってくる。
さすが強豪チームの集まりだ。
こんな素晴らしいメンバーたちと野球ができることを子どもたちは大きな財産にして欲しいなと思いつつ、果たして、このプレッシャーの中でキングスの子たちは自分たちの野球ができるのだろうかという強い不安が頭をよぎった。

「この声が聞こえるか?強豪チームはすごく声を出しているのがわかるだろ?キングスも声を出して一致団結して大田区を勝ち上がってきたよな?よし、お前たちもアップからしっかり声を出していこう!」


この号令に、子どもたちは大田区大会での快進撃を思い出したのだろう。
徐々にギアが入っていくのがわかった。

 

そして、12時15分に試合が始まった。

 

<都大会 1回戦>
先発は力導。

1回表 遊ゴロ、四球、盗塁、でチャンスをつくるも、3番翔太が空振り三振、4番力導が見逃し三振で交代。

1回裏 先頭打者にB3S2から中ヒットで先頭打者に出塁を許す。盗塁、三振、中フライで2アウト2塁からサード強襲の内野安打。1塁ランナー盗塁で2アウト2,3塁のピンチで痛恨のボークで先制点を許してしまう。その後四球を出して2アウト1塁3塁のピンチも一塁フライで3アウト目を取る。この回1失点。

2回表 二ゴロの後、想太郎が中前ヒットで出塁。次打者が送りバントのサインで1塁ランナーが飛び出してしまい挟殺プレーでタッチアウト。続く打者が四球で出塁するもけん制アウト。3アウトチェンジ。

2回裏 先頭打者にライト前ヒット、ボールがイレギュラーし後ろに逸らしそうになるが素手でなんとか止める。打者ランナーは一気に2塁へ。続く打者が送りバントを試みるもフライになり1アウト。パスボールで1アウト3塁としていしまい、9番打者の打った強烈なライナーを投手がキャッチ。すぐにサードにボールが送られダブルプレーでピンチをゼロ点で抑える!

3回表 先頭の創が遊内野安打で出塁し、捕手フライを挟んだ1アウト1塁からエンドランをしかけ、一太が鮮やかに三遊間を抜けるヒットを打つ!続いて幸紀が四球で歩き1アウト満塁のチャンスも、3番翔太が一フライ、4番力導が三ゴロで凡退。得点できず交代。

3回裏 三ゴロ、右ヒット、右フライの後の2アウト1塁の場面で4番打者に外角に甘く入ったボールをライト線へ打たれる。ホームランを覚悟したが、転がった先がボールデッドゾーン。審判団の話し合いにより、2塁打の扱いとなる。これはラッキー。2アウト2塁3塁で試合が再開される。救われた力導が気迫のピッチングで一フライにおさえる。無得点で乗り切る!

4回表 先頭の泰成がライト前ポテンヒットで出塁。 想太郎の気合の入った左中間2塁打で0アウト2,3塁のチャンスにワイルドピッチで康成がホームインで同点に追いつく。続く琴美がセカンドゴロを打ちこれがフィルダースチョイスとなり逆転に成功!さらに創が痛烈な中前ヒットでつなぎ、9番キャプテンがショートゴロを打ちこれまたフィルダースチョイスを誘う!ワイルドピッチでさらに1点追加し、投手ゴロで1アウト後、幸紀の一ゴロの間にホームインし5点目。翔太が左前ヒットで出塁、盗塁をはさんで力導が四球を選んで2アウト2塁3塁も三ゴロで交代。この回一挙5点をとり逆転に成功する。

4回裏 二ゴロ、遊内野安打、盗塁・パスボール・ワイルドピッチで1点を与えてしまう。さらに四球でランナーを出してしまうも後続を抑え、この回1失点で乗り切る。

5回表 相手投手交代。想太郎が四球で出塁、送りバントで1アウト2塁も三振、投フライで3アウトチェンジ。

5回裏 先頭が右中間への2塁打で出塁。三振、パスボール、一フライで2アウト3塁から遊ゴロの送球が逸れ一塁セーフ。1点失う。しかし、次の打者を右フライに打ち取りゲームセット。

 

<総評>

相手の八王子の強豪である南大沢オークスさんはここが地元ということもあり、滝ガ原での戦い方は一枚も二枚も上。
我々が勝つとしたら先制点しかないと思い、1回表に期待。
1回の表。いきなりのチャンスに3番翔太4番力導が連続三振でスタートしました。
いやな流れの中1回裏にいきなり先頭をヒットで出塁許してしまいました。そしてボークで先制点を与えてしまいました。
しかし、今日のエース力導は持ちこたえました。すぐに気持ちを切り替え、コーナーを突くナイスピッチングで後続をおさえました。
2回表にもチャンスが訪れました。しかしまずい走塁でチャンスを自らぶっ潰してしまいましたね。
この流れは怖いと思いました。やはり2回裏にピンチが訪れます。
しかしここでもエース力導が踏ん張りゼロ点に抑えました。
3回表にも3番4番にチャンスが回ってきました。しかしここでも凡退。今日の3番翔太4番力導は気持ちが空回りしていました。
3回裏はライト方向にアンラッキーなヒット、そしてホームラン性の打球が飛びました。しかし、結果はこの回無得点でした。ライト創が神っていたのでしょう!エースも守備も踏ん張りました!

4回表。先頭の泰成がヒットで出塁します。そして次の打者で想太郎がデッドボール気味のインハイを投げ込まれました。想太郎くん、かなり腹立ったのでしょう。甘く入った高めのボール球を思いっきりぶっ叩き、左中間に強引に運んで2塁打にしました。2塁上での想太郎くんのガッツポーズは、チームに勇気を与えました。この1打でチームのハートに火が付きましたね。そこから一気に5点を奪いました。フライ無く全てゴロを打ち5点をもぎ取りました。
その後は自分たちのペースに持ち込み、最後は今日一番神ってたライト創のところへのフライ。
都大会初勝利のウイニングボールは創がキャッチしました!

 

相手投手になかなか自分たちの攻撃ができず、序盤は苦しんでいましたが、4回表に集中を見せましたね。この集中が他の回でもできるようになれば、君たちはもっと強くなるはずです。
走塁は相変わらずミスが多いです。いつも言われてることを1つ1つをしっかり覚えましょう。
ベンチももっと集中しましょうね!何度も同じことで注意されないように!!

 

次週は、町田の強豪、鶴川東レジェンズさんです。がんばりましょう!